スーパーで鶏肉を見ていると、**「水炊き用」や「唐揚げ用」と書かれた商品を見かけることがありますよね。
どちらも鶏肉なのに、何が違うのかよくわからず、「代わりに使ってもいいの?」**と迷う人も多いはずです。
結論からいうと、水炊き用と唐揚げ用の大きな違いは、主に切り方や使いやすさ、入っている部位の傾向です。
絶対に別の料理に使えないわけではありませんが、向いている調理法には違いがあります。
この記事では、鶏肉の水炊き用と唐揚げ用の違い、それぞれの特徴、代用できるのかまでわかりやすく解説します。
水炊き用と唐揚げ用の違いを簡単にいうと
まず、ざっくり違いをいうと次の通りです。
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水炊き用:鍋に入れやすいように切られた鶏肉
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唐揚げ用:揚げやすいように切られた鶏肉
つまり、どちらも鶏肉そのものは同じでも、料理に合わせて切り方やサイズ感が調整されていることが多いです。
水炊き用の鶏肉とは?
水炊き用の鶏肉は、名前の通り鍋料理に使いやすいようにした鶏肉です。
商品によって違いはありますが、次のような特徴があります。
少し大きめ、またはぶつ切りのことが多い
鍋で煮込んでも食べごたえが出るように、やや大きめに切られていることがあります。
また、骨付きのぶつ切りになっている商品もあります。
だしやうまみが出やすい
水炊きでは、肉そのものだけでなく、煮たときに出るうまみも大事です。
そのため、部位によっては骨付きや皮つきのまま入っていることもあります。
鍋向きの見た目になっている
鍋にそのまま入れやすい形で、ゴロッとした印象の切り方が多いです。
唐揚げ用の鶏肉とは?
唐揚げ用の鶏肉は、揚げやすく、食べやすいサイズに切られた鶏肉です。
家庭で唐揚げを作りやすいように、ある程度均一な大きさにそろえられていることが多いです。
一口サイズが多い
唐揚げは揚げ時間をそろえやすいことが大切なので、比較的一口大に近いサイズに切られています。
骨なしが基本
唐揚げ用は、基本的にそのまま衣をつけて揚げる前提なので、骨なしのことがほとんどです。
もも肉が使われやすい
唐揚げはジューシーさが求められるため、一般的には鶏もも肉が使われやすいです。
ただし、商品によってはむね肉やミックスもあります。
水炊き用と唐揚げ用の違いを比較
では、もう少し具体的に違いを見ていきましょう。
1. 切り方の違い
水炊き用は、鍋で煮込むことを前提にした切り方です。
少し大きめだったり、骨付きだったりすることがあります。
唐揚げ用は、油で揚げやすいように、比較的そろった大きさにカットされています。
2. 部位の違い
水炊き用は、商品によっていろいろで、もも肉だけでなく骨付き肉やぶつ切りが入ることもあります。
唐揚げ用は、揚げやすさと食べやすさを重視して、骨なしのもも肉が多いです。
3. 向いている料理の違い
水炊き用は、鍋、煮物、スープ系に向いています。
唐揚げ用は、唐揚げ、チキン南蛮、炒め物などに向いています。
4. 食べやすさの違い
唐揚げ用のほうが、そのまま使いやすく、食卓でも食べやすいことが多いです。
水炊き用は、骨付きだと食べにくいこともありますが、そのぶんうまみが出やすいです。
水炊き用を唐揚げに使える?
使えることはあります。
ただし、骨付きや大きすぎるカットだと、そのまま唐揚げには向きません。
もし水炊き用を唐揚げに使うなら、
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骨がないか確認する
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大きすぎるなら切る
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水分をしっかり拭く
このあたりを意識すると使いやすいです。
特に、骨なしの水炊き用なら、そのまま下味をつけて唐揚げにできることもあります。
ただし、切り方が不ぞろいだと火の通りに差が出やすいです。
唐揚げ用を水炊きに使える?
こちらも問題なく使えることが多いです。
唐揚げ用は骨なしで食べやすいので、水炊きに入れても扱いやすいです。
ただし、水炊き本来の骨から出るだし感は出にくくなることがあります。
そのため、食べやすさ重視なら唐揚げ用、うまみ重視なら骨付きの水炊き用、という考え方もできます。
どっちを選べばいい?
迷ったときは、作りたい料理に合わせて選ぶのがいちばんです。
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鍋やスープにしたいなら水炊き用
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揚げ物や炒め物にしたいなら唐揚げ用
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食べやすさ重視なら唐揚げ用
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だしやコク重視なら水炊き用
このように考えると選びやすいです。
まとめ
鶏肉の水炊き用と唐揚げ用の違いは、主に切り方や使いやすさ、部位の傾向にあります。
水炊き用は鍋向きで、やや大きめや骨付きのことがあり、唐揚げ用は揚げやすい一口サイズの骨なし肉が多いです。
どちらも絶対に専用というわけではなく、料理によっては代用できます。
ただし、骨の有無やサイズの違いによって、使いやすさや仕上がりは変わります。
スーパーで迷ったときは、鍋なら水炊き用、揚げ物なら唐揚げ用と考えるとわかりやすいでしょう。
使い道に合わせて選ぶと、調理もしやすくなりますよ。